集客のための店舗デザイン-4
集客のための店舗デザイン-2で「大きな顔のお店は訴求力があり集客に繋がり易い」というお話をしましたが、
今月オープンしたアルペジオさん(理容室、春日市)もそういう可能性を含んだ物件でした。
高さはさほどありませんが、正面と右側面だけでもかなりインパクトのあるものが出来ると直感し、借りられることをお勧めしました。
顔の大きな物件は面積も広く、使う材料やパーツも多く必要になり、しかもいいものを使わなければ魅力的なお店にはなりません。
結果として顔の小さなお店に比べてコスト高になってしまいます。
そこで魅力的な外観を作り上げると同時に、コストダウンを図るアイデアが必要になります。
アルペジオさんでは正面にのみ注力し、右側面は塗装で色を統一しライトアップもしないという方法をとりました。
外壁には珪藻土、左右の柱型はブリックタイルです。
切り文字とロートアイアンの庇は黒色で締めることによって、理容室らしさが出せたかなと思っています。
右のブリックタイルの柱型で壁の連続性をなくしコストダウンを図りました。
やはり、大切なとこにはお金を掛けるが、節約できるとこは極力節約する ずっと心掛けていきたいことの一つです。